
ナローバンドUVB, エキシマライト、UVA照射機器を用いて、乾癬、痒疹、掌蹠膿疱症、湿疹、白斑、脱毛症の治療を行っています。
光線療法を行っても効果のない露出部の白斑にミニグラフトを行っています。局所麻酔をして、肌色の皮膚を白斑部に移植し、約2週間後から紫外線療法を併用する方法です(要入院)。遠方にお住まいの患者さんでも、お近くのエキシマライト治療ができる皮膚科施設と病診連携して治療ができます。
巻き爪や鶏眼を放置すると骨の変形につながることがあります。巻爪の治療は、テープ固定、ガーター法、コットンチップ充填法、巻き爪クリップなどを行っています。
いぼの治療は液体窒素療法が基本ですが、痛みがともないます。モノクロロ酢酸で痛みのないいぼ治療を行っています。みずいぼには、貼る麻酔薬で痛みのない治療ができます。
詳しい検査を行い、ダーモスコピー所見と組み合わせて脱毛の状態を検討し、治療を選択します。積極的に治したい場合は、ステロイドパルス療法、非特異的免疫療法(SADBE,DPCP),ターバンPUVA療法、ステロイド局注療法などを駆使して治療にあたります。育毛剤、漢方やマイルドな光線療法も行っています。
※ 専門医師による特別な治療相談や精密検査には、1回30分以上かかりますので、最初に通常の診察を受けていただき、必要な検査や相談内容に応じて改めて予約をさせていただくこともあります。また、予約のない患者様の診療も受け付けておりますが、予約優先になりますので、当日の混み具合からおおよその待ち時間を受付でお伝えします。時間にゆとりをもち来院ください。発熱や急性期症状のある患者様は症状に応じて対応いたしますので、電話や受付でお申し出ください。
当院では皮膚腫瘍治療センターを開設しました。熟練した皮膚科医と形成外科医、看護師、コメディカルがチームとなり安心な腫瘍治療を実現します。皮膚腫瘍治療センターに属する医師により腫瘍外来を行っています。皮膚良性腫瘍から皮膚悪性腫瘍まで幅広く対応し、個々の患者さんに最も適した治療を考え実践していきます。
外用・内服療法、紫外線治療から生物学的製剤まで対応可能です。外用療法のみでなかなか改善のみられない場合これらの3つの治療法を組み合わせることで症状のさらなる改善が期待できます。セカンドオピニオンにも対応していますので、お気軽にご相談ください。
薬剤アレルギー以外の、原因不明の全身に生じる発疹症、急性蕁麻疹に幅広く対応しています。発症初期には、感染症とアレルギーの区別がつかない症例ほとんどですが、様々な可能性を考慮しながら治療に当たることが肝要です。当院は重症薬疹の診療拠点病院であり専門病院間で情報交換をしながら重症症例の診断治療を行っています。重症薬疹、薬剤アレルギー、原因不明の急性発疹症は診療時間内であれば優先的に診察します。時間外は救急外来で皮膚科医以外の救急担当医が対応します。令和6年4月~令和7年3月
| 皮膚外科手術 | 346件 |
|---|---|
| 皮膚生検 | 281件 |