遺伝カウンセリング外来(産婦人科)
- 外来日時
- ・完全予約制で、産婦人科外来にて受け付けをしています(電話でも可)。
・予約時に相談内容を簡単にお聞きし、受診日時の調整をさせて頂きます。
- 診療科
- 産婦人科
- 担当
- 臨床遺伝専門医の資格を持った産婦人科専門医が担当しますが、必要に応じて周産期(母体・胎児)専門医や婦人科腫瘍専門医にも対応してもらいます。
- ご予約・お問い合わせ
- 086-225-2111(代)
お電話で「遺伝カウンセリング外来(産婦人科)」とお伝えください。
遺伝カウンセリングとは?
遺伝に関する様々な悩みや心配を持った患者さんや家族である相談者に対して、専門的な知識と技術に基づいて適切な情報を提供し、相談者自身が問題解決の方向を見出し解決するように援助する医療行為です。
どのような人が対象ですか?
- ・高齢妊娠で、胎児への影響を心配している方。
- ・遺伝性疾患や先天異常の子供がいて、次子が同様の疾患であるか心配な方。
- ・本人または配偶者やその血縁者に遺伝性疾患や先天異常の人がいて、子供に遺伝するかどうかを心配している方。
- ・結婚相手がいとこなどの血縁者であり、結婚を迷っている方。
- ・習慣性流産や不育症の方。
- ・妊娠中にX線検査を受けたり、病気に罹患したり、薬を服用したりして胎児への影響を心配している方。
- ・親や姉妹などの血縁者に婦人科系の癌患者さんがいて、自分や娘が同じ病気を発症しないかと不安に思っている方。
- ・その他、遺伝や遺伝性疾患について不安に思っている方。
診療内容
一般的な遺伝カウンセリングの流れは、以下の通りです。
1) 相談したい事や悩みを聞く。
2) 家族歴や家族の背景を知る。
3) 資料を整理し遺伝学的診断をする。
4) 遺伝的リスクを推定する。
5) 遺伝的リスクを回避する方法があるかどうかを示し、検査のメリット・デメリットについても説明する。
6) 相談者の背景・理解度を考慮しつつ、得られた情報を正確に伝え、意思決定の援助を行う。