災害対策本部訓練
災害拠点病院として定期訓練を実施しました
当院は令和元年に災害拠点病院に指定され
定期的に災害訓練や研修を実施しています
災害拠点病院とは 24時間対応できる設備 ヘリコプター発着場
医薬品の備蓄 ライフラインの確保 耐震化構造などが必要条件であり
災害時にすぐに出動でき 治療や病院支援をする医師や看護師
業務調整員らで構成される災害派遣医療チーム『DMAT』の保有も
指定の条件となっています
今回の訓練では 南海トラフ地震を想定した災害対策本部の
設置・運営の訓練を行いました
病院長 看護部長をはじめ 災害対策本部にかかわる医師や看護師
DMAT隊員や事務職員 警備のスタッフが参加しました
はじめに救急医から 災害発生時の初動の講義を受け 訓練を開始しました
専用のフローシートを使用し 現状分析を行い その後は起こりうる状況を予測し
さまざまな部門から情報収集を行い 本部から各部門へ指示が出ました

また 業務調整員であるDMAT隊員の指導を受けながら
災害発生からの出来事を時系列に記載するクロノロジーという記録を
事務職員が記入する訓練も行いました

訓練終了後の振り返りでは 過去に訓練した内容を忘れていたという意見もあり
繰り返し訓練を行うことの重要性を参加者全員で再認識しました
いつ発災するか分からない天災
引き続き災害拠点病院として 定期的に訓練を行っていきたと思います