先輩看護師からのメッセージ
新人の頃は、慣れない環境やこれから看護師として一人前になれるかと不安でいっぱいでしたが、充実した新人研修や先輩方のサポートもあり、あっという間に4年目になりました。術後患者さんのADLが回復していく過程に関わることができ、やりがいを感じながら働いています。働く上で悩むこともたくさんありますが、スタッフ間の協力や同期に支えられ充実した日々を送ることができています。まだ、未熟な部分も多いですが、一つずつできることを増やして成長していきたいと思います。
私が、所属する9階西病棟では主に呼吸器疾患を持つ患者さんが入院しています。日々の状態変化を捉え看護に繋げていくことは難しいですが、自分ひとりで実践するのではなく上司や後輩、多職種とも連携しその瞬間に最善の看護を提供することを心掛けています。働いていく中で業務の多さに大変だと感じることもありますが、患者さんから元気をいただくことや学びも多くあり、人間として成長できることが看護師の魅力でもあると思います。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。
刻一刻と状態の変化する重症患者さんのケアを行うICUでは、ベッドサイドで常に患者さんの状態を観察し、アセスメントを行い適切な治療・看護が提供できるよう努めています。そして、人工呼吸器や持続透析などのICUならではの医療機器の取り扱いや2対1看護体制により、幅広い知識や技術を習得し看護実践に結び付けることができる場です。ICU入室中の短期間ではありますが、1人の患者さん・家族との関わりを大切に看護実践しています。入職してから覚えることも多く大変な事もありましたが、同期や先輩方に支えられ4年目を迎える事ができました。是非、一緒に素敵なナースを目指しましょう。
私の働く11階西病棟では、主に腫瘍内科のがん薬物療法および放射線療法看護、泌尿器がんの周手術期看護を行っています。がんによる症状や治療に伴う副作用、術後合併症のある患者さんは退院後も症状がある中で生活しなくてはいけない方も多いため、入院中から患者さん自身がセルフマネジメントできるように患者さんや家族との関わりを大切にしながら看護実践しています。また、退院後も患者さんがその人らしい生活を送ることができるよう医師やリハビリスタッフ、ソーシャルワーカーといった多職種と各分野での知識を共有しながら働くことができ、とてもやりがいを感じています。
現在は褥瘡やストーマ管理について、より専門的な看護が行えるよう研修参加や自己研鑽を行っています。
皆さんも一緒に素敵な看護師を目指しましょう。