手術前に患者さんのお口の中を確認すると、治療しなければならない歯が多すぎて手術までに治療が間に合わず、術後の患者さんの回復に必要な量や硬さの食事を十分に摂取していただけない場合もあります。病気や怪我で手術が必要になった時のためにも当院ではかかりつけ歯科をもち、日ごろから定期健診を受けていただくことをお勧めしています。
歯周病菌は歯を悪くするだけでなく、糖尿病や心臓血管系の病気の憎悪因子となることが分かっています。若い方でも、お口の中の状態が良くない方や歯周病菌の活性が強い方もいらっしゃいますので、年代に関わらず3か月から半年に1回の定期的な診察が大切です。唾液が多く虫歯や歯周病になりにくい方もステインや歯石はつきます。ステインや歯石にはばい菌が住み着きますので、年に1・2回定期健診をお勧めします。