肥満症とは
肥満は、糖尿病や脂質異常症だけでなく、睡眠時無呼吸症候群、骨・関節疾患、月経異常など、さまざまな健康障害と関連しています。肥満症とは、肥満による健康障害がある、または内臓脂肪が蓄積し健康障害を起こしやすい状態で、医学的に減量が必要な疾患です。BMI 25 kg/m²以上で、下記の「肥満に関連する健康障害(図1右)」のいずれかがある方は、肥満症に該当する可能性があります。
BMIとは
BMI(Body Mass Index:体格指数)は、肥満度を表す指標です。
BMI = 体重(kg)÷ 身長(m)÷ 身長(m)
日本では、BMI 25 kg/m²以上を「肥満」、35 kg/m²以上を「高度肥満」と判定します。
肥満症の治療
治療の基本は、食事療法、運動療法、行動療法です。これらを行っても十分な効果が得られない場合には、薬物療法を検討します。
薬物療法は、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかで薬物治療を行っている方のうち、
・BMI 35 kg/m²以上
・BMI 27 kg/m²以上で、「肥満に関連する健康障害」が2つ以上ある
など、一定の条件を満たす方が対象となります(図1左)。原則として、食事療法や運動療法などを6カ月以上行っても十分な改善が得られない場合に、薬物療法を検討します。
肥満症外来のご案内
当院では、2026年10月から「肥満症外来」を開設します。当院の肥満症外来は、「施設認定」を受けた保険診療としての肥満症治療専門外来です。食事・運動療法を基本に、必要に応じて薬物療法を取り入れ、一人ひとりに合わせた治療を行います。体重や肥満に関連する健康障害でお悩みの方、肥満症の治療に興味のある方は、お気軽にご相談ください。
図1

















