排尿の調子が悪い方へ

更新日:2017/02/03

排尿の調子が悪い方

 
「排尿の症状」は、「尿が出にくい(排出障害)」「尿が近い・漏れる(畜尿障害)」に大きく分けられます。
排尿は、膀胱などの異常のほかに、気温や精神面など多くの要素の影響を受けやすく、その原因を見出すのは簡単ではない場合があります。
 
1.排尿障害の原因
 尿の通過経路に異常がある場合と、それ以外に異常がある場合に分けられます。代表的な尿路の異常として、膀胱炎などの感染症、膀胱がんなどの腫瘍、膀胱が敏感になる過活動膀胱、尿路結石、男性では前立腺肥大症などがあります。その他の要因として、不眠症や精神的要因、糖尿病や脳梗塞・脳出血、心不全などの疾患、多量の飲水や塩分の過剰摂取など生活習慣によるもの、利尿剤や降圧剤などの薬剤、加齢などによる緩慢な体の動きなどが原因となることがあります。


2.必要な検査
 多方面から、色々な可能性を考えながら診察を進めていきます。超音波検査や血液検査なども必須ですが、薬歴や病歴など検査以外の情報が非常に重要です。
現在内服している薬、今までの病歴・手術歴、排尿した時間と尿量・摂取水分量などの記録を参考にしながら、検尿、超音波検査、残尿測定、血液検査などを行い、尿の通過経路に異常がないか調べていきます。


3.治療
 尿の通過経路に異常がある場合は、それに応じて異常を補正するような手術や投薬を行います。また、生活習慣などに原因がある場合は、生活指導を中心とした指導を行います。通常は、色々な要素が複雑に絡まっているため、投薬や手術のみでなく、生活上の工夫が重要になる場合が多いです。


気になること、詳細は、担当医にご相談ください。

執筆者

泌尿器科 副部長  上原 慎也
専門医・指導医 日本泌尿器科学会専門医・指導医/泌尿器腹腔鏡技術認定制度認定医/日本内視鏡外科学会技術認定医/ロボット外科学会専門医(国内A級)/泌尿器ロボット支援手術プロクター認定制度認定医/日本がん治療認定医機構暫定教育医/日本がん治療認定医機構認定医/日本化学療法学会抗菌薬臨床試験認定医/ICD制度協議会認定インフェクションコントロールドクター(ICD)
専門領域・得意分野 ロボット手術/尿路結石に対する内視鏡手術/腹腔鏡手術/尿路感染症

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