夜尿症(おねしょ)でお困りではありませんか?

更新日:2026/09/10

―小児の腎臓・尿路を専門とする医師が診察します―

  「小学校に入っても夜尿が続いている」、「宿泊行事を控えている」「昼間にも尿もれや頻尿がある」、「これまで治療してもなかなか改善しない」などでお困りの場合は、ご相談ください。
 夜尿症(おねしょ)は、5歳以上のお子さんで、睡眠中の尿もれが月1回以上あり、それが3か月以上続く状態をいいます。成長とともに自然に改善することもありますが、夜間の尿量が多い、膀胱にためられる尿量が少ない、睡眠から目覚めにくいなど、さまざまな要因が関係しています。当院の夜尿症外来では、小児の腎臓・尿路疾患を専門とする小児科医が診療を行っています。主に5歳以上のお子さんを対象に、夜尿の頻度や昼間の排尿症状、便秘の有無などについて詳しくお聞きし、排尿日誌や尿検査などをもとに、お子さん一人ひとりの状態を評価します。特に、昼間のおもらし、頻尿、尿を我慢できない、排尿に時間がかかるなどの症状を伴う場合には、膀胱や尿路の病気、排尿機能の異常がないかについても専門的に評価します。必要に応じて、腎臓・尿路疾患についての詳しい検査を行います。
 治療は、生活習慣、水分摂取、排尿習慣についての指導を基本とし、症状に応じて夜尿アラーム療法や薬物療法を行います。夜尿症は、お子さんの性格やしつけの問題で起こるものではありません。ご家庭では、おねしょを責めず、寝る前にトイレに行くなど、お子さん自身が取り組めることを応援していきましょう。
 小児の腎臓・尿路を専門とする立場から、お子さんとご家族に負担の少ない治療方法を一緒に考え、改善を目指して診療していきます。

執筆者

小児科 部長  田中 亮二郎
専門医・指導医 日本専門医機構認定小児科専門医/日本小児科学会小児科指導医/日本腎臓学会専門医・指導医/臨床研修指導医
専門領域・得意分野 小児科、小児腎臓病

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