脳卒中というのは、脳梗塞(脳血栓)、脳出血やクモ膜下出血など、脳の血管が詰まったり破れたりして起こる病気です。脳梗塞になると脳の血管が詰まるため、脳に血液が回らなくなり、栄養が足りなくなって、脳の細胞が死んでしまいます。
どれくらい脳に血液が足りなくなっているか、乏しくなった脳の血液の量を測るのが頭部SPECT検査です。
特に脳の太い動脈が詰まった場合は、詰まりを取り除く手術野バイパス手術を行なう前にこの頭部SPECT検査を行なって、どれくらい血液の流れが悪くなっているかを調べ、手術方法を決めます。