副鼻腔・音声外来

外来日時
-
診療科
耳鼻咽喉・頭頸部外科
担当
耳鼻咽喉科専門医、言語聴覚士
ご予約・お問い合わせ
086-225-2111(代)
お電話で「副鼻腔・音声外来」とお伝えください。

副鼻腔・音声外来とは?

副鼻腔はヒトの顔面に左右4種類あります。それぞれ鼻腔と交通しております。
副鼻腔に炎症がおこると、鼻水、鼻づまり、頭痛、頭重感が続き日常生活に支障を来します。
声帯は喉頭(のど)内の左右両側にある粘膜の高まりで、呼気が通るとき(息を吐くとき)振動して声が出ます。声帯にポリープなどの病変があったり、声帯の萎縮(やせる)や声帯の麻痺(動きが悪くなる)で嗄声(声がれ、声のかすれ)が起こります。

これらの症状でお困りの方のために『副鼻腔・音声外来』を開設しました。

どんな人対象ですか?

鼻水、鼻づまり、頭痛、頭重感などでお困りの方
鼻炎・副鼻腔炎と診断され精査希望の方
声がれ、声のかすれでお困りの方
カラオケなどで良い声が出なくなった方
声帯ポリープ、声帯結節と診断され精査希望の方
声がれ、声のかすれが続き『がん』などがご心配な方

誰が行ってくれるのですか?

耳鼻咽喉科専門医でさらに副鼻腔疾患、音声障害に詳しい医師が対応します。
音声障害の方には、音声訓練専門の言語聴覚士が音声検査とリハビリテーションを行います。

診療内容

『副鼻腔・音声外来』では問診の後、鼻腔・口腔・咽頭・喉頭・頸部をヘッドライト・電子スコープ(ファイバー)などで詳細に観察します。

副鼻腔疾患でお困りの方には、鼻・副鼻腔単純X線撮影やCT撮影(MRI撮影)を行います。特に鼻づまりでお困りの方は鼻腔通気度検査(鼻の通り具合を調べる検査)を施行します。また嗅覚障害の方には嗅覚検査を行います。
治療はまず内服薬・点鼻薬の処方をします。鼻中隔彎曲症、副鼻腔炎など手術が必要な方は内視鏡的鼻・副鼻腔手術をお勧めします。

音声障害でお困りの方には、喉頭電子スコープと共に、声帯の振動をスローモーションでみるストロボスコープを行います。また発声機能検査装置で声の状態を精査します。
声帯ポリープ、がんの疑い、声帯麻痺など手術的治療が必要な方には、全身麻酔下にビデオラリンゴサージェリーを行います。特に声帯麻痺でお困りの方には声帯内バイオペックス注入術が有効です。
手術適応のない加齢性声帯萎縮、過緊張性発声障害(力んだ発声)などの方には、言語聴覚士が音声訓練を行います。

診療科

部門

専門外来