整形外科

運動を司る器官を構成する関節(骨・軟骨・半月)や組織(筋肉・靭帯・神経)の損傷から発生する疾病や外傷を治療対象としています。
具体的には、脊椎(脊柱)・脊髄、骨盤、上肢(肩、肘、手、手指)、下肢(股、膝、足、足指)などで、痛み、しびれ、そして運動制限と障害になります。
疾病や疼痛のために就労、就学そしてスポーツ活動が妨げられている人の「早期の社会復帰」、「クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)の改善」ができるように安心で安全な医療を提供します。

診療部長・責任者

担当医一覧

主な対象疾患

  • 1骨折
    大腿骨頸部・転子部骨折、上腕骨骨折、手関節骨折、足関節骨折
  • 2スポーツ損傷・外傷
    野球肩、肩関節脱臼、膝靭帯断裂、半月板断裂、軟骨損傷、野球肘(肘離断性骨軟骨炎)、テニス肘、足関節捻挫(靭帯断裂)、アキレス腱断裂、疲労骨折、関節ネズミ
  • 3関節痛
    変形性膝関節症、変形性股関節症、外反母趾
  • 4頸部痛・腰痛
    頸椎症、椎間板ヘルニア,脊椎圧迫骨折
  • 5肩こり
    肩関節腱板損傷
  • 6手の痛み、手足しびれ
    ばね指、手根管症候群

特徴・特色

スポーツによるケガ・障害に対する治療を多く行っています。
膝の靱帯や半月板損傷、肩の脱臼、肘の骨や軟骨がはがれる関節遊離体、など年間に行った低侵襲の関節鏡手術は中四国最多の250例以上になります。
腰椎椎間板ヘルニアに対しても、内視鏡を用いた局所麻酔だけの最小侵襲治療を行っています。
膝軟骨欠損膝に対して、2013年に岡山県内初の自家培養軟骨移植手術を成功し、多くの軟骨損傷患者の治療を行ってきました。
変形性関節症の治療には人工関節による置換術を行っています。人工関節置換手術は、正しい位置に人工関節を入れることができなければ、痛みが改善しなかったり運動動作が制限されるので、正確に設置できるよう全ての症例にコンピューターナビゲーションを取り入れて行っています。

コンピューターナビゲーションについて

「スポーツ外傷に対する低侵襲手術と早期完全復帰」と「機能再建を重視した外傷治療とその臨床的評価」を研究項目としています。分子生物学的なアプローチ、生体材料、コンピューターシミュレーションを用いた関節バイオメカニクスなどの手法を用いて、運動器(骨・関節・筋肉・靭帯)構成体の解剖学的修復と再生を探求したいと考えております。
平成22年からは地元の人工関節メーカーであるナカシマメディカルとの共同研究により、関節寿命が長く高機能である新しい人工材料および人工関節の開発や、コンピューター支援手術ロボットの開発にも参加しております。

専門外来

スポーツ整形外科
スポーツ障害の患者さんをすこしでも早くスポーツの現場に復帰させることを目的にした整形外科的診断・治療・リハビリまでを一貫しておこなっています。

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脊椎整形外科
急な腰痛・下肢痛には即日の神経根ブロックによる疼痛のコントロールや、最新の骨粗鬆症に対する薬物療法を導入しております。

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実績

平成28年1月~平成28年12月

外傷 【骨折手術】
 上肢:122件
 下肢(人工骨頭以外):91件
 下肢(人工骨頭):51件
【抜釘】76件
関節 【鏡視下】
 靭帯再建:108件
 鏡視下 その他:97件
【人工関節】
 膝全置換術:34件
 股全置換術:10件
【その他】43件
脊椎・脊髄 頸椎:9件
胸椎:1件
腰椎:12件
脊椎・脊髄腫瘍:1件
その他:1件
腫瘍 【軟部腫瘍】良性:7件
手根管症候群:5件
ばね指:18件
腱縫合:3件
その他:10件
足関節・足 アキレス腱 15件
感染 11件