内科

呼吸器、感染症、アレルギー、循環器、腎臓、糖尿病、内分泌代謝、神経、リウマチ、老年病
呼吸器、感染症、アレルギー、循環器、腎臓、糖尿病。内分泌代謝、神経、リウマチ、老年病などの疾患に対し、高い専門性を保ちながら、各疾患の初期治療とCommon disease の診療を行っています。

診療部長・責任者

担当医一覧

主な対象疾患

  • 1肺炎
    病原微生物の感染によって引きおこされる急性炎症です。細菌性肺炎は肺炎球菌、インフルエンザ桿菌などが、非定型肺炎は肺炎マイコプラズマ、 肺炎クラミジアなどが病原微生物です。
    臨床症状は発熱、咳、痰、胸痛、呼吸困難などです。
    胸部画像では、浸潤影、スリガラス影などを認めます。
    治療として、細菌性肺炎ではペニシリン系、セフィム系などを、非定型肺炎では、テトラサイクリン系、マクロライド系などを使用します。
  • 2気管支喘息
    気道の好酸球球性炎症によって、気道の反応性が亢進し、咳、喘鳴、発作性の呼吸困難などがおきます。
    発作は季節の変り目に、夜中から早朝にかけておきます。
    治療としては、吸入ステロイド薬が基本です。
  • 3慢性閉塞性肺疾患(COPD)
    長期にわたる喫煙が原因です。
    労作性呼吸困難、慢性的な咳、痰などを主な症状とします。
    治療の第一は禁煙で、薬物としては吸入抗コリン薬が基本となります。
  • 4間質性肺炎
    乾性咳嗽、進行性の呼吸困難を特徴とする間質(肺胞隔壁)の炎症です。
    胸部画像で、線状、粒状、網状影、スリガラス陰影、蜂巣肺を呈します。
    治療としては、副腎皮質ステロイド、免疫抑制薬や抗線維化薬を使用します。
  • 5睡眠時無呼吸症候群
    睡眠1時間あたりの無呼吸(10秒以上の気流停止)が、5回以上出現する場合です。肥満といびき、日中の過度の眠気が認められ、高血圧、不整脈の原因にもなります。
    治療は、経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)が中心です。
  • 6虚血性心疾患
    心筋梗塞や狭心症など、冠動脈(心臓を養う血管)に閉塞や狭窄を来たす疾患です。直ちに命に関わることもあるため、極めて迅速な対応、カテーテル治療が必要です。安定した狭心症では、冠動脈CTなど体により負担のない形で評価します。
  • 7心不全
    虚血性心疾患や弁膜症、心筋症、高血圧などがもとで心臓のポンプとしての働きが低下し、息切れやむくみがでる疾患です。最近では、高齢者の拡張不全(心臓が硬くなり、広がる力が低下する)による心不全が増えています。
  • 8不整脈
    洞不全や房室ブロックといった徐脈性不整脈と、上室頻拍、心室頻拍といった頻脈性不整脈があります。また、高齢者を中心に心房細動という不整脈が非常に増えており、これは放置すると心臓に血栓ができて大きな脳梗塞を起こすことがあるので、血栓を予防する薬が必要となります。
  • 9高血圧
    現在日本で4,000万人ともいわれるありふれた疾患ですが、症状がないままに突然心筋梗塞や脳卒中を引き起こすため、サイレントキラーと呼ばれています。これらの病気の予防のためには、しっかりとした血圧コントロールが必要で、まずは家庭で血圧を測ることが大切です。
  • 10閉塞性動脈硬化症
    主に下肢血管の動脈硬化により、間欠性跛行(しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、少し休むとまた歩けるようになる)などの症状が生じる疾患です。冠動脈と同様に、カテーテルで治療することができます。
  • 11慢性腎炎・ネフローゼ症候群
    症状は無症状から下肢のむくみを主体としたものまで様々ですが、検尿にて蛋白尿・血尿が認められることが多く、腎生検による正確な診断を行い、ステロイド療法・免疫抑制療法、降圧療法、食事療法などを行います。
  • 12慢性腎不全(非透析期)
    慢性腎不全による電解質異常、水分貯留、慢性貧血、骨ミネラル代謝異常に対して、食事療法や薬物療法を行うことにより、透析導入までの期間を延長し、心血管系の合併症の予防に努めます。
  • 13慢性腎不全(透析期)
    腎代替療法(腎移植・血液透析・腹膜透析)について説明し、それぞれの患者様に適した治療法を提案すると共に、腎不全の合併症予防にも努めます。現在力を入れて取り組んでいることに血液透析に必要な内シャントの管理、下肢抹梢血管疾患の予防と治療があり、適切な時期に血管拡張術や血管再建術を行うことを血管外科の先生方とも連携して行っております。
  • 14糖尿病
    生活習慣病の代表疾患です。1型糖尿病、2型糖尿病、その他の糖尿病、妊娠糖尿病などありますが、病態に応じた治療を行っていきます。食事療法、運動療法に加え、内服薬やインスリンによる薬物療法などがあります。
  • 15脂質異常症
    生活習慣病の代表疾患です。コレステロール、中性脂肪などが上昇し、動脈硬化進展などの原因となります。食事療法および薬物療法をおこないます。
  • 16甲状腺疾患
    甲状腺機能亢進症の代表であるバセドウ病や、機能低下症の代表である橋本病などを中心に、診断、治療を行っていきます。
  • 17内分泌疾患
    甲状腺以外の内分泌疾患としては、下垂体の疾患、副甲状腺の疾患、副腎の疾患、性腺の疾患などがあげられます。画像の診断やホルモン値の測定、負荷試験などをおこない、治療方針をたてていきます。
  • 18慢性頭痛
    偏頭痛、緊張型頭痛などの慢性頭痛の患者さんに、薬物療法、生活指導、頭痛体操などによる治療を行い、少しでも快適な毎日が過ごせるようサポートしています。
  • 19パーキンソン病
    手や足のふるえ、身体の動きが遅くなる、歩きにくいといった症状が見られる病気です。各種の抗パーキンソン病薬による治療を行います。
  • 20神経感染症(髄膜炎、脳炎など)
    発熱、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状が見られる病気です。脳脊髄液検査、画像検査、脳波などにより診断し、抗菌薬、抗ウイルス薬などによる治療を行います。

特徴・特色

呼吸器疾患、感染症では、肺炎・気管支喘息・COPD・肺がん・睡眠時無呼吸症候群・膠原病肺などの患者さんが専門的治療を受けています。とくに肺炎・肺結核などの呼吸器感染症の治療や、気管支喘息の治療、睡眠時無呼吸症候群の治療を得意としています。呼吸器疾患の診断や治療目的に、呼吸器内視鏡検査は連日行われ、さらに、在宅からICUまでを合言葉に、慢性呼吸不全患者の在宅酸素療法、睡眠時無呼吸症候群の在宅療法、急性呼吸不全患者の人工呼吸管理にも力を入れています。
糖尿病内科・内分泌代謝内科では、現在非常に問題となっている生活習慣病を中心に診療にあたります。心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす糖尿病、脂質異常症、高血圧症などがその代表的疾患ですが、当科の診療の中心はこれら生活習慣病を総合的に管理することです。生活習慣病の専門医が診療や教育にあたります。糖尿病をはじめとする生活習慣病患者さんの治療目標は、健康な人と変わらない日常生活の質の維持、寿命の確保にあります。糖尿病療養指導士など他の部署と連携しチーム医療を行い、患者さんが自己管理できるように指導していきます。たとえば、栄養部よりいつでも手軽に栄養指導が受けられます。月~金曜日で糖尿病教室をおこない、1~2週間の教育入院システムもおこなっています。病診連携も積極的に進めており、日頃はかかりつけ医に、数ヶ月ごとに当科を受診して、情報を交換しながら治療を行います。
また、内分泌疾患としては、バセドウ病や甲状腺機能低下症などの甲状腺疾患が多く、当日に甲状腺ホルモンの値が分かり、スムーズに治療に応用できます。比較的まれな内分泌疾患は、適切な検査(負荷検査や画像検査等)を外来通院や入院して行い、治療方針を決定していきます。
循環器系疾患では、虚血性心疾患、心不全、弁膜症、心筋症、不整脈、閉塞性動脈硬化症、高血圧などに対する診療を行っています。外来で可能な検査としては、心エコー、ホルター心電図、負荷心電図、PWV(血圧脈波装置:動脈硬化の程度を調べる)、心筋シンチグラム、心臓MRI、冠動脈CTなどがあります。また、昼夜を問わず急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)に対する緊急カテーテル治療を行うなど、24時間体制で循環器救急疾患の対応に当たっています。

専門外来

禁煙外来
ニコチンパッチやチャンピックスなどの禁煙で、咳や痰のない生活をおくることができ、他人の白い眼からも解放されます。

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睡眠時無呼吸症候群専門外来
睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に、無呼吸あるいは低呼吸が、1時間に5回以上みられる病気です。

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実績

平成28年4月~平成29年3月

呼吸器、感染症、アレルギー疾患 a.肺炎360例
b.喘息 41例
c.COPD 53例
d.間質性肺炎 28例
e.肺がん(原発) 230例
f.睡眠時無呼吸症候群 29例
透析延患者数 入院 204名
外来 32名
循環器疾患 a.専門外来患者数 約500名/月
b.生理機能検査:心エコー2060件


◎ 毎週糖尿病教室を開催し、糖尿病患者さんの食事指導、生活指導を行っています。