

総合健診センターでは地域住民の方々の健康増進のため、人間ドック (外来・入院)、がん検診、特定健診 (メタボ健診)、健康診断などの健診業務と予防接種などを行っております。質の高い総合がん検診とメタボリックシンドローム及びその予備軍に対する一次予防 (食生活・身体活動・喫煙・飲酒・ストレスなどに対する保健指導)を強化し、がんの早期発見と未病 (病気を発生させない)を目指しております。
1.高度な医療機器 (PET-CT, CT, MRI, マンモグラフィ, 消化器内視鏡, 超音波など)による総合がん検診を行います。
2.熟練した技師による検査、専門医による画像診断により受診者に優しく安心して頂ける健診を行います。
3.女性の検査技師による乳がん検診を行います。
4.受診者の生活環境・年齢・疾病状態に応じたオーダメイドの医学説明と保健指導を行います。
5.精密検査や治療などが必要の際にはご希望に応じた医療連携をサポートいたします。
特徴・特色
総合健診センターでは、予防医学の推進として総合がん検診の充実化と生活習慣病への一次予防強化を最重要課題として取り組んでいます。
大学病院として高度な医療機器による質の高い検診はもとより、日本内科学会総合専門医、人間ドック健診専門医などを取得した総合医による医学指導と有資格保健師 (日本人間ドック学会健診情報管理指導士/日本糖尿病療養指導士/日本禁煙学会禁煙サポーター/日本禁煙科学会認定初級禁煙支援士/心理相談員/第一種衛生管理者/介護支援専門員)による受診者個々のライフスタイルや疾病に応じたきめ細かい保健指導を行っているのが特徴です。受診者の方々は個々の身体状況、日常生活能力、運動能力等が異なるため、一律に保健指導を行うのではなく、受診者のニーズに応じた健康相談を提供できる体制を確保しています。
また、病院内施設ではありますが、何より受診者の方々に優しい・安心して頂ける、くつろぎのある癒しの空間を提供したいと考えています。
さらに、教育機関として、より多くの学生を社会に大きく貢献できる「人間性豊かな良き医療人」への育成を目指しているのも大きな特徴です。以下に当センターの主な特徴・特色をまとめます。
1. 精度の高いがん検診の実施
2. 生活習慣病への一次予防
3. 総合医による医学指導と有資格保健師による保健指導
4. 地域に根ざした受診者との信頼関係の構築
5. 受診者に優しい・安心して頂ける癒しの空間
6. 「人間性豊かな良き医療人」育成のための学生教育
PET/CTがん検診コース
PET/CT機器による質の高いがん検診コースです。細胞の活動状況を画像でみるPETと臓器の形や場所を見るCTを融合させた検査です。短時間で頭から大腿部までの全身の診ることができ、がんの早期発見に役立ちます。通常コースまたは総合がん検診コースのいずれかを選択できます。
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脳ドックコース
①一般脳ドックコース: MRI (磁気共鳴断層撮影)+MRA(磁気共鳴血管撮影)など
②脳・頚動脈ドックコース: 一般脳ドック+頚動脈プラ-ク検査
③物忘れドックコース: 一般脳ドック+VSRAD+高次脳検査+あたまの健康チェックR
※VSRAD (ブイエスラド): 早期アルツハイマー型認知診断支援システム
④スペシャル脳ドックコース: 上記の①~③に頚動脈エコーを行います。
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大腸CT検診
大腸CT検査は内視鏡を使わない新たな検査です。CTを用いて撮影し、デジタル処理にてあたかも内視鏡で観察したような3次元画像を作成します。内視鏡検査より検査前の下剤の量が少なく、痛みなど苦痛が少ないため、ご高齢の方でも比較的楽に受けて頂けます。
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内臓脂肪CT検診

内臓脂肪型肥満とは、メタボリックシンドロームの基本となる肥満で、内臓のまわりに脂肪がたまるタイプです。CTでお臍周りを1スライス撮影して、内臓脂肪と皮下脂肪を計測する検査です。内臓脂肪型肥満をより的確に診断し、今後の食生活・身体活動の見直しに役立ちます。