四肢・体幹、呼吸循環機能、認知機能、嚥下機能などに障害がある患者に対して機能訓練や生活の相談を行う診療科です。脳卒中や外傷後の回復期に集中的な訓練が必要な患者は、回復期リハビリテーション病棟に入院することが可能です。神経系や運動器の障害によって食事や入浴などの日常生活動作の介助が必要な場合や、言語障害・嚥下障害などでお困りの患者に対して、理学療法・作業療法・言語聴覚療法などを行っています。積極的なリハビリテーションを遂行することによって、自宅復帰、社会復帰をお手伝いいたします。
リハビリテーションによる早期社会復帰の支援
主な対象疾患
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- 1脳卒中
- 脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血など
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- 2外傷性脳損傷
- 脳挫傷、外傷性クモ膜下出血、びまん性軸索損傷など
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- 3脊椎損傷
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- 4骨関節疾患
- 四肢切断、骨折、変形性関節症など
整形外科診療と伴行して運動療法を行います。
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- 5神経筋疾患
- 多発性筋炎、進行性筋ジストロフィー、ギランバレー症候群など
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- 6神経変性疾患
- パーキンソン病、多発性硬化症など
特徴・特色
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟では、脳卒中、脊椎損傷、骨折などの急性期治療後に全身状態が安定し、集中的なリハビリテーションが必要な方に対して、機能訓練や住宅復帰の準備を行います。この病棟は、厚生労働大臣が定める回復期リハビリテーションを要する状態(特定の疾患や術後の方)であることが条件になります。また入院期間の上限は60日~180日で、疾患毎に定められています。
実績
令和5年4月~令和6年3月
理学療法実施件数 |
47,120件 |
作業療法実施件数 |
35,345件 |
言語聴覚療法実施件数 |
15,944件 |