認知症・せん妄ケアチーム

責任者 和迩 健太
心療科医長(精神科学講師)

特徴・特色

当院の認知症・せん妄ケアチーム(OP-CAST)は、看護師(認知症看護認定看護師、病棟担当リンクナースなど)、医師(精神科医師・脳神経内科医師・老年内科医師)、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、介護福祉士、リハビリ専門職、臨床心理士などの多職種で構成しています。
病棟に毎週訪問し、入院中の患者さんの「からだ」「こころ」「療養環境」に目を配り、治療を担当する医師や病棟看護師とともに、より良いケアを共に考え、患者さんが安心して入院生活を送れるよう支援を行っています。また、病院職員を対象に認知症やせん妄に関する研修会の定期開催や情報提供などを行い、病院全体としての「認知症ケア」の向上にも努めています。
ご高齢者の方、特に認知機能低下や認知症を持つ方にとって、入院や治療にともなう環境の変化は強いストレスとなることがあります。一時的に混乱され戸惑われたり、眠れなくなったりする「せん妄」という状態になり、認知症の症状が進んだように見えたりすることも少なくありません。これまでの入院でご心配なことがあった場合には、入院前の面談を担当する看護師や病棟の看護師へお伝えください。私たちOP-CASTが皆さまの入院生活を支援いたします。
なお、OP-CASTは「認知症ケア加算Ⅰ」算定要件基準を満たしている多職種チームです。

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