臨床教育研修センター

センター長 山辻 知樹
外科部長(教授)

業務概要

当院は平成23年4月学校法人川崎学園の運営する施設として、また川崎医科大学の第2の附属病院(川崎医科大学附属川崎病院)として新たな出発をしました。
平成28年12月、現在の地に新築移転し、新病院の名称を「川崎医科大学総合医療センター」としました。川崎医科大学の附属病院として新病院では、「地域住民に信頼され安全・安心な医療を提供できる病院」を基本方針とし、地域住民の皆さまが安心して暮らせる「救急医療」、がん治療など最先端の医療を提供する「高度専門医療」、患者さんの早期社会復帰を図る「リハビリテーション」を3本の柱に、患者さん中心の質の高い医療を提供しております。
臨床教育研修センターでは、医師、学生、看護職員等医療職員がよりよい環境の中で、積極的に研修・経験ができるようあらゆる面からサポートをします。
卒後臨床研修委員会では、委員長他26名の委員をおき、委員会においては研修全般について協議しています。当院のスタッフだけでなく、他病院の臨床研修に関る先生方の情報収集に努めるなど、活発に活動しています。また、その上部委員会として研修管理委員会が組織され、研修全般の統括的管理・運営にあたっています。


【初期臨床研修】
当院の初期臨床研修医用プログラムでは、質の高いチーム医療の基盤の中で医師としての基本的な知識と技術、考え方や心得を学びます。一人ひとりのニーズに応えることができるよう、センター長、副センター長、プログラム責任者、プログラム副責任者、指導責任者、指導医は、研修医、メディカルスタッフと頻繁にコミュニケーションをとり、研修医によるオーダーメイドで質の高い研修環境を提供することを目標としています。

特徴・特色

当院の病院理念は、『医療は患者のためにある、すべての患者に対する深い人間愛を持つ、24時間いつでも診療を行う、先進的かつ高度な医療・教育・研究を行う、地域の医療福祉の向上と医療人の育成を行う』ですが、この理念に沿った臨床教育をすることが、患者さんだけでなく、全国の医大生、医療系大学生から選ばれることに繋がると考えています。
当院の医師、看護師等医療職員が職域を越えての協力関係を肌で感じながらの研修は、医療人としてだけでなく、良き社会人としてのスタートを切るにふさわしい環境であると自負しています。
平成28年12月の新築移転を機に、新たに当院6階に、医療技術・スキルの習得や向上を支援し、医学教育の充実と発展を図り、利用者の卒前・卒後の医学・医療教育の実施を目的とする臨床教育研修センターを設けております。医師、看護師等医療職員、学生(川崎医科大学、川崎医療福祉大学、川崎医療短期大学、旭川荘厚生専門学院等)が必要に応じ、当施設及び当施設の機器を使用(予約要)して研修することができます。現在約60のシミュレーター等の機器を揃えており、病院内であれば、センター以外の場所で使用することも可能です(予約必須)。

【一例】初期臨床研修医を対象としたプログラム
「ウィークエンドカンファレンス」     土曜日8:30~9:00
「テクニカルカンファレンス」       隔週土曜日9:00~12:00
「JJC(ジャーナルクラブ)」       木曜日17:00~17:30
「プライマリケアカンファレンス」     第4土曜日8:30~9:00
「エマージェンシールームカンファレンス」 第4土曜日9:00~10:30

診療科

部門

専門外来