医療資料部
「医療資料部」は診療支援部門に属し、「情報管理室」と「診療録管理室」の2つの部署で構成されています。部署名が表すとおり、診療に関する「記録(診療録)」や「情報」を適正に「管理」することで診療を支援しています。
診療録は、電子カルテシステムによる運用を行っています。平成15年12月にシステムを初期導入し、その後、平成22年10月に更新し、平成28年12月の川崎医科大学総合医療センター開院にあわせ三世代目の電子カルテシステムを運用しています。
患者さんと直接接することのない部署ですが、こうした大切なデータを厳しく管理し、また有効に活用することで医療サービスの向上に貢献できるよう、日々業務にあたっています。
特徴・特色
診療に関するデータを採取・記録するために、院内では様々な医療情報システムが導入されています。それらシステムを利用するための機器の設置や接続といったハードの整備、運用の管理、問合せへの対応をはじめ、より正確な診療録作成のため各種記録用紙等の書式を管理し、診療情報が適切に記録されているかをチェックしています。
医療資料部内の2つの部署で役割を分担し、情報管理室においては「医療情報システムに関するインフラ対応」「システム導入に関するサポート業務」「電子カルテ運営に関する業務」「学内サービスの設定、業務支援」「イベント準備と機器管理」を、診療録管理室においては「診療記録の管理」「院内がん登録」「情報収集・データベース化」「情報利用・提供」「DPC関連業務」「スキャン業務」を、それぞれで担っています。