特徴・特色
分子標的療法
遺伝子検査に基づきこれら数ある分子標的薬剤の中で最適な選択を行い、逐次的に化学療法を使用することによりQOLを保ったまま長期生存が得られています。また、保険適応のない薬剤も遺伝子解析結果に基づく個別化医療として、国立がん研究所や岡山大学との共同研究、あるいは治験などを積極的に行っています。
免疫療法
免疫チェックポイント阻害薬をより効果的に、より安全に投与することに勢力を注いでいます。とくにこの薬剤は、多くの場合ステロイドが必要となるような自己免疫疾患の発症という重篤な副作用があります。この点においても、私たち総合内科医ならではの素早い対応ができています。
化学療法
当院の特徴として、総合がんセンターの病棟と通院治療センターが連動して動いており、入院治療されていた患者さんが外来で治療を受ける際にも、患者さんには同じ医師、看護師、薬剤師がチームでかかわっています。副作用についても自分のことをとてもよくわかってくれ、すぐに対処してくれているという患者さんの思いを聞いています。
集学的治療
2016年7月から放射線治療医が常勤スタッフとなり、もともと私たちが得意としてきたあらゆる悪性腫瘍に対する、化学療法・放射線療法・外科的切除を組み合わせた集学的治療を行っています。